System 6 以来のMacユーザです。こういったデバイスは概ねDOS形式のフォーマットで販売されていますが、Macの場合は接続するだけで直ちに認識して使用が可能です。ただしOSをインストールして起動ディスクとして使用するのであれば、最新のAPFSやMacOS拡張形式にイニシャライズして使用することになります。 私はMacでしか使用しないので、MacOS拡張(ジャーナリングなし)とAPFSにてスピードテストを行ってみました。なお、実際には前者のフォーマットで使用します。その理由はAPFSでは現状でDiskWarrior 5によるチェックや更新ができないからです。 テストの結果は添付画像の通りでAPFSが僅かに高速という結果でした。なお、数値は流動的ですのであくまで参考値です。 S.M.A.R.T.非対応ですが外付のSSDで対応製品を見たことがないのでなんとも・・また、仮に対応していたとして、専用のソフトウェアで解析しても残り寿命などは自分(の勘)で判断するしかないものと理解しています。SSDは一定の寿命がある記録装置だから対応していないと困るという意見も一理ありますが、それを言ったらHDDや磁気ディスクの寿命はもっと心細いのではないでしょうか。CD-ROMにしてもたった数年ただ保管していただけなのに読めなくなっていた、なんてことが現実にあります。 それでもどうしても気になるのであれば、割高でもS.M.A.R.T.の対応品を買い求めるしかないでしょう。 私が既に使用しているオリコ ORICO 2.5インチ HDDケース USB3.0 SATA3 UASP転送モード シルバー 2569S3-SVと比べひと回り以上薄くて小型です。USB3.0の泣き所である平べったく脆弱なコネクタをブーツごとピッタリ嵌め込む形で挿せる入出力ポートはポイントが高いです。このため必ず添付のケーブルを使用するのが前提ですが、長さが足りなければ別途延長ケーブルを用意することになるでしょう。 残念な点はただ一つ、アクセスランプです。データの入出力時に規則的にゆっくり点滅するだけでデータの流量には関係ありません。データがたくさん流れている時の慌ただしい点滅を嫌う人もいるのでこれはこれで考えられた仕組みかと思いますが、視覚的に捉えられないのはインターフェイスとしていささか物足りない気がします